ほうろく(焙烙)で自家製ほうじ茶
お好みの炒り加減で、美味しいほうじ茶をお手軽に。【 焙烙(ほうろく) 】
※ほうじ茶を作るときに使うこの陶器は、焙烙の他に「ほうじき」、「炒り器」などの呼ばれ方があります。
「ほうじ茶」というと、下級茶と思われる方もいるかもしれませんが、『 ほうじ茶専門店 』があったり、『 ほうじ茶ファン 』の方もいるくらい、奥が深く、味わいも深いお茶なんです。
「ほうじ茶」というと、下級茶と思われる方もいるかもしれませんが、『 ほうじ茶専門店 』があったり、『 ほうじ茶ファン 』の方もいるくらい、奥が深く、味わいも深いお茶なんです。
「焙烙(ほうろく)」を使うと、手軽に美味しいほうじ茶をご自宅で作ることができます!
■焙烙(ほうろく)の使い方■ |
1.ほうろくが空の状態で先に火にかけ、少し温めます。(弱火~中火) こうすることで、炒ったときの「ムラ」を少なくできます。 ※熱し過ぎると焦げの原因になりますのでご注意ください! 2.あたためたほうろくに茶葉を入れます。 ※慣れないうちは、少しずつ焙じてみてください。 3.ほうろくを細かく揺り動かしながら、好みの色になるまで焙じます。 ときどき、ほうろくを火から外して茶葉の色や香りを確認して みてください。 ※「失敗を防ぐポイント!」 ⇒ほうろくから皿などに移すまでの間に、 どうしても余熱で焙煎が進んでしまいますので、 狙った炒り加減よりも【少し浅炒り気味で火から外す】こと がポイントです!! 4.茶葉を焙烙から平らなお皿などに出して冷却します。 ※たくさん作ってしまったときは、密閉できる缶などに入れて、 なるべく乾燥した環境で保存しましょう。 |
■使うお茶■ |
基本的にはどんなお茶でもほうじ茶になりますが、オススメは▼▼▼ ・番茶(ばんちゃ) ・茎茶(くきちゃ) ・開封してから長時間経ち、風味を損なってしまったお茶 ※ あまり粉っぽいお茶はほうじ茶に不向きとされています。 |
■焙烙(ほうろく)を使う時のポイント■ |
・「目標とする色になるちょっと前に」火から降ろしましょう! ・煙が出たら、焙烙を振って煙を外に逃がすようにしましょう! ・「焙烙そのもの」と「出来立ての茶葉」は熱いので ヤケドには十分注意してください! |
■お好みの炒り加減を探究しましょう!■ | ||||
弱火でじっくり炒るもよし、強火でさっと炒るもよし、 「浅炒り」も「深炒り」も作る人次第! お好みの炒り加減を見つける楽しみがあります。
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■(上の写真)茶葉の変化■
左側は普通の煎茶(炒る前)です。⇒右側がそれをほうじ茶にしたもの。
写真ではわかりづらいですが、茶葉のカサ(体積)が、だいたい1.5倍程度に増えます。
何度も試しながら、手作りほうじ茶をお楽しみくださいね。
モリタ園web店では、「ほうろく単品」のほかに茶葉と茶缶を組み合わせました「一式セットA&B」がございます!ぜひご覧くださいませ!
2016-08-02 15:04
陶器について
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